布・生地を選び上製本で作る、オリジナルのノートやアルバム【ブランドのツールとして活用する】

2024.09.26

• 社長のひとりごと

以前、ノベルティとして制作したハードカバーノートや本が、ユーザー様にもご好評をいただいているようで、WEBなどでも話題になっていたと教えていただきました。私たちもとても嬉しいです。

「すごく豪華な装丁で永久保存版だ」

「重厚なつくりがすごい」

「手ざわりが良くて、ずっと触れていたくなる」

など、そんな評価をいただけていたようです。イベントで配布されたノベルティに、そのような価値を感じていただけて、作り手冥利に尽きます。

これらの商品は、布製の表紙を施した、いわゆる上製本という製法で作られています。今回はその「上製本」について、その可能性も含め考えてみたいと思います。

■上製本ってなに？

上製本とは、簡単に言うとハードカバーの本のこと。
表紙に布クロス（紙などもあり）を使って本を作る技法のことです。

布で本を作る、といってもイメージがわきづらいかもしれませんが、卒業アルバムや写真集などはだいたい上製本仕様かと思います。

高級感があり、さまざまな種類の布を使用できるため、オリジナルのデザインを作りやすいです。また、オリジナル生地を使って製本する場合は、表現したい世界観に合わせ、オーダーメイドの本を作ることができます。

いままでかしこまった分野の本だけに使われがちだった上製本の技法ですが、オリジナルノート／アルバム／ブランドカタログ／イメージブック／スタイルブックなど、カジュアルな分野にも多数お使いいただいています。

■こんなノベルティがあったんだ、と思っていただけるように

冒頭のノベルティノートもその一つで、あるブランド様のブランドカラーに合わせた生地選びからスタートしています。新里製本所ならではのカラフルなテキスタイル選びで、ファンの方の心をがっつりつかむビジュアルに仕上がったのかなと思います。

布製上製本は、ブランドストーリーを伝える、特別なツールになるんじゃないかと思っています。ブランドの世界観をひと目でわかりやすくファンに伝えられて、日常生活に溶け込むことができる。

「こんなノベルティがあったんだ！」

そう思ってもらえるような、素敵なハードカバー本をお作りできるように、最新生地の動向やお客さまの情報発信などにも目を向けていきたいと思っています。

「オリジナルのノートやアルバムを作りたいけど、どこで頼めばいいか分からない」

そんな場合も、当社の布製上製本（布クロス ハードカバー仕様）は、オーダーメイドで世界に一つだけのオリジナルグッズを制作できます。箔押しや写真配置など、さまざまな加工も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。