今こそ知りたい「上製本」とは？基本的な知識とメリットについて

2024.11.28

社長のひとりごと

新里製本所の専門分野である「上製本」。お客様からは「上製本ってなに？」という質問をよく頂戴します。そこで今回は、上製本の特長についてざっくりお話しします。

上製本とは、布クロスや厚紙でくるんだ書籍の総称です。卒業アルバム、写真集、画集、社史など、長く大切にしたい書籍によく用いられる技法です。

新里製本所は、上製本にさまざまな素材・デザインの生地（布クロス）を用いて制作することによって、上製本に「美しさ」「機能性」「ファッション性・意匠性」という新しい風を吹き込みました。

【上製本の魅力①：美しさ】

布張りの表紙は、手に取るだけで重厚感と高級感を感じさせ、見る人の心を惹きつけます。さらに、新里製本所では、アパレルに使われるファッション性の高い生地（布クロス）を採用。多彩な生地サンプルから理想のテキスタイルを選んで上製本を制作することが可能です。もちろんサンプルにない場合は独自のネットワークから布クロス探しをお手伝いしております。

【上製本の魅力②：機能性】

布クロスを用いて強度を高めた厚手の表紙と、にかわによる背固めにより、書籍は長持ちします（にかわについては後日お話しさせてください！）。また、ページが開きやすく、めくりやすいのも特徴です。大切な書籍を手に取りやすくし、永く美しく保管することができます。

【新里製本所ならではの、上製本の魅力③：ファッション性・意匠性】

新里製本所では、ファッション性・意匠性の高い美しいテキスタイル（布クロス）などを表紙に用いることで、お客さまが思い描いた通りのユニークな表紙表現をお手伝いすることができます。箔押しや写真貼りなどをプラスして、他にはないオリジナルなデザインをご提案することも可能です。