上製本の基礎知識③|箔押しとは?書籍やブランドブックを「格上げ」する表紙表現
2024.12.12
- 社長のひとりごと
2024.12.12
- 社長のひとりごと
「箔押し(はくおし)」とは、紙や布などの素材に文字やマークなどを熱と圧力をかけて押し当て版を転写する加工のこと。上製本でよく使われる印刷技法です。ゴールドやシルバーなどの箔を使用することが多く、本が華やかで高級感漂う仕上がりになるのが特徴です。
また、箔を使わない場合は空押し(からおし)と呼ばれ、版の凹凸で紙の表面を押し出して立体感や陰影を出すことが可能。箔押しの華やかさとはまた違った、上品で控えめな印象を与えます。
箔押し・空押しを上製本に採用するメリットとしては、下記の3つのポイントが挙げられます。
▶高級感UP: 金や銀の輝きが高級感をプラスし、特別な印象を与えます。
▶ブランドイメージ向上: 品格を高め、高品質なイメージを確立するのに効果的です。
▶差別化: 箔押しの型はオーダーメイドで作ることができるので、オリジナリティあふれるデザインもOK。差別化を図ることができます。
箔押しをすることで、書籍やカタログに高級感と特別感がプラスされ、ブランドイメージの向上にもつながります。また、初めて書籍を手に取る人にも視覚的に表現できます。特に高級なイメージを演出したいブランド系のBOOKでは、箔押しによって品格を際立たせ、特別な印象を与えることができます。
もし上製本制作をお考えの場合は、箔押しによる表紙デザインもぜひご検討ください。
Contactお問い合わせ
上製本・OEM商品に関するご相談など、
お気軽にお問い合わせください。
Tel.03-3811-3092
受付時間 9:00~17:00