『これからの友情』──著者の丸田洋渡さん、装丁の名久井直子さん、ナナロク社の皆さまが新里製本所へ。

2025.10.08

• 社長のひとりごと

『これからの友情』──著者の丸田洋渡さん、装丁の名久井直子さん、ナナロク社の皆さまが新里製本所へ。

この日は、書籍製作の工程をご見学いただきました。
糸かがり機の静かな音、断裁のリズム、積み上がる本の重なり、
そして紙とインクの混ざったような、少し懐かしい工場のにおい。

そんな“本が生まれる空気”の中で、
一冊が形になるまでの過程をご覧いただきました。

新里製本所　工場の様子

工場の中には、機械の音と紙の匂いが混ざり合う独特の空気があります。
それは、長年この仕事を続けてきた私たちにとって、いつのまにか日常になっている風景。
けれど、初めて訪れた方の新鮮なまなざしを通して見ると、
その一つひとつがどれほど丹念に積み重ねられてきたものか、あらためて感じさせられます。

本が生まれる現場を共有できたことは、私たちにとっても大変うれしく、
静かに心に残る一日となりました。

丸田さま、名久井さま、ナナロク社さま、
ご多忙の中お越しいただき、誠にありがとうございました。

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