芸術作品と本づくりが出会う瞬間。バレエ『ドン・キホーテ』を鑑賞して得た学び
2025.10.29
- 社長のひとりごと
2025.10.29
- 社長のひとりごと

先日、とても印象に残るご依頼をいただきました。
ある指揮者の方から、楽譜の製本をお願いされたのです。
お選びになったのは、美しい色合いのテキスタイル。
その生地を表紙として仕立て、世界に一冊だけの楽譜が完成しました。
その後、その方が携わる公演のチケットを購入させていただき、
Kバレエカンパニー様公演『ドン・キホーテ』を観に行きました。
バレエの世界は、私にとってほとんど未知の分野。
でも、だからこそ心が動かされる瞬間がたくさんありました。
舞台は華やかで、美しく、音楽と踊りが一体となった空気に包まれていて、
ただその空間にいるだけで幸せな気持ちになりました。
ふと、あの楽譜の表紙の色を思い出しました。
もしかしたら、舞台の雰囲気や衣装のトーンを
思い描かれて選ばれたのかもしれません。
そう考えると、なんだかとても感慨深い気持ちになります。
本番でもお使いいただいたと伺い、本当に光栄でした。
製本によって楽譜が開きやすくなり、
指揮をされる際に少しでもお役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。
楽譜や作品に込められた想いに触れ、
その一端を“製本”という形で支えられたこと。
この仕事をしていてよかったと、心から感じた出来事でした。
◆【制作実績】著名カンパニー所属 音楽家のお客様より楽譜製本のご依頼をいただきました
https://www.niizato.jp/works/1799/
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